LiDAR360
LiDAR360は、基本的なLiDARデータの処理・表示機能や分析機能を有するLiDARデータの後処理ソフトウエアです。
ソフトウエアプラットフォームには、地形測量だけでなく、森林調査や送電線・鉄塔のクリアランス調査などのカテゴリにおいても、生産性を向上させるための多彩な編集・解析ツールが含まれています。
- UAV、レーザースキャナ等で取得した大量点群データの登録と自動合成、間引き、サーフェス化
- 地形モデルの最適化・地形モデルの平坦化
- 面の交差ラインの作成(面と面の交差するラインを自動計算)
- 三次元数量レポート(点高法・TIN分割法・プリズモイダル法)
- 任意断面図作成/任意断面図シートの一括作成(面上を任意に指定し断面図を作成)
- 三次元現況トレース(点群からの自動トレース)
- 三次元設計データの作成、横断図の三次元化機能
- 各種点群データ入出力、LandXML(三次元設計データ)入出力に対応
直観的で洗練されたインターフェイスにより、簡潔な操作を実現
標高情報やRGB情報、反射情報(パルス)での表示など、様々な点群表示方法を搭載しています。また、任意位置での断面確認や距離・点群密度の確認など、データ確認に役立つ豊富なツールがあります。また、操作性に優れたコマンドやウインドウにより、ソフトウエアの習得に要する時間を大幅に削減することができます。
UAVレーザー測量で高精度のデータを作成するには、ソフトウエアでの処理が不可欠です。LiDAR360では、各コースで生じる点群のズレを補正する「コース間調整」や、点群データを必要なカテゴリーに分類する「分類」機能をはじめとしたさまざまな解析ツールを搭載しております。
高い生産性の創出と優れたパフォーマンス
UAVレーザ測量に必要な機能は全て搭載しているため、山間部・植生地域の地形測量の現場での処理に優れた威力を発揮します。また、森林調査用のソフトウエアや送電線のクリアランス計測用のソフトウエアも同様のインターフェイスで使用できるため、様々な分野でも容易に利用することが可能です。多機能・多用途のソフトウエアの新規導入へのハードルを可能な限り低くした価格帯により、高い生産性と優れたパフォーマンスを実現します。