日々の状態を丸ごと世代管理でバックアップ
スナップショットバックアップ
データの世代管理が容易かつ高速に行える機能です。
平日(月~金)のバックアップを行った場合、通常の「バックアップ」ではデータを丸ごとコピーするため、元データの5倍の領域が必要で、かつバックアップの時間も長時間必要です。しかし「スナップショットバックアップ」は、その時点の状態を変更点のみを保存するだけですのでごく短時間で完了し、少ない容量で世代管理が実現可能です。
CPUとメモリを強化したハイパフォーマンス
Intel社高性能CPU採用
TN-6000はCPUに高性能Celeron™J1900 (2.0 GHz Quad-Core SoC)を採用。メモリーも4GBに容量アップし、負荷の掛かる処理にもストレス無く処理することができます。
<CPU性能向上による利点>
- 複数ユーザーからの同時アクセスによる速度低下の抑制
- リアルタイムバックアップ時のデータアクセス速度低下の抑制
- RAIDの自動復旧(リビルド)時間の短縮
- RAID復旧中のデータへのアクセス時の速度低下の緩和
HDD単体障害・本体障害に対しての冗長性に対応
HDD障害・本体障害に対しても最小限のダウンタイムで復旧が可能
TN-6000はRAID設定情報を含むシステム構成ファイルを、一般的なNASの様にHDD上ではなく「DOM(Disk On Module)」と呼ばれるメモリ上に格納、USBメモリ等の外部デバイスにバックアップ保存することもできますので、万一TN-6000本体に障害が発生した時でも、本体の代替機にバックアップしてあるシステム構成ファイルを読み込ませ、HDDを差し替えるだけで障害発生前の状態に迅速に復旧することができます。
運用を止めずにRAID構成やHDD容量の変更が可能
RAIDマイグレーション
TN-6000のRAIDマイグレーション機能を利用すると、企業の発展や事業の拡大などにあわせて、メーカーや型番・容量の違うHDDを複合してデータを保持したままの状態で、しかも運用を止めることなくRAID構成の変更や、記憶容量の拡張が可能!!
RAID記憶容量の拡張がデータを保持したまま可能
RAIDエクスパンション
TN6000のRAIDエクスパンション機能を利用しますと、必要に応じてメーカーや型番・容量の違うHDDを複合してデータを保持したままの状態で、運用を止めることなくRAID容量を拡張させることが可能!!
サブフォルダへのアクセスも制御可能
ACL(アクセス・コントロール・リスト)
TN-6000内のデータ保存フォルダに対して、グループや個人レベルのアクセス権(「リード・ライト」「リードオンリー」「アクセス拒否」)を付加することができ、セキュアなデーターサーバーとして活用できます。又、TN-6000のACL制御は、ルートフォルダのみならず複数階層のサブフォルダへのアクセスを制御する事が可能です。
様々な新機能による、万全なデータ保全体制
リアルタイムバックアップ
業務を行いながらファイルの更新を自動検知し、リアルタイムにバックアップする事が可能です。(システムフェイルオーバーと併用は不可)
システムフェイルオーバー
メインのTN-6000に異常が発生した時に自動的に検知して、スケジュールバックアップされているサブTN-6000に瞬時に切替を行い、継続した運用を行なうことが可能です。
VPNサーバー
本社に設置したTN-6000のファイルに支社や出張先など離れた場所からインターネットを通じてアクセスし操作することが可能です。
Rsync バックアップ
別拠点に設置されたもう1台のTN-6000に対して、スケジューラーで決められた時間に同期バックアップすることができ、万一の大規模災害に対してもデータを保全できる体制を構築する事が可能です。